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資金調達

創業融資の否決の理由とは?ポイントを押さえて対策しよう。

前回、創業融資について先生のお話しをお伺いしましたが、当然ですが、書類を提出すれば全員が融資を受けられるわけではないんです。 では融資が受けられる・受けられないというのはどうやって決まるのか⁉ よくある否決されるパターンを事前に知っていれば、審査に通り可能性が高くなると思いました。そこで前回お聞きした、植田先生に「よくある否決の理由」をお聞きしてきました。 <コジスク編集部 ビル>

先生情報
フィナンシェルジュ合同会社
代表業務執行社員 植田佑丞
開業手続きや、創業時に利用できる融資制度、経理記帳代行など スムーズに本業に専念できる環境づくりのお手伝いをいたします。

こんにちは! 前回は事業を始めるにあたっての金融公庫の事を話しましたね。
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ビル

はい!とても勉強になりました、ありがとうございました!

役に立ったようで、僕も嬉しいよ!
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ビル

でも、先生…。じつは私の友人が公庫に申し込んで、特別な理由もなく、断られたって落ち込んでたんですよ。

審査の否決理由は、担当から言われなかったの??
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ビル

はい。そういう風に言ってました。

なるほど。問答無用に断わられたとなると、家賃や光熱費の滞納、税金の滞納、CICに異動があるかのどれかだな。
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ビル

CIC???

これのことだよ!クレジットカード持ってる?
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ビル

はい、何枚か持ってます!

過去クレジットカードの滞納がないかどうか、この機関に問い合わせれば、教えてくれるんだ。
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ビル

えっ?そういうのあるんですか?

不動産や金融に携わっている方であれば、馴染みがあるんだけど、一般的にはあまり知られてないね~。
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ビル

すごい!自分でも忘れてたようなカード履歴や携帯の分割部分まで乗ってる!

そうそう。普段はあんまり意識しないよね。
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ビル

1,000円の価値はありますね。

高いという人もいるけれど、会社を経営するなら一度はとっておいた方がいいね。
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ビル

ところで、先生CICは分かりましたけど、これがどうなったらまずいんですか?

履歴の所に「異動」という文字が記載されていると一発退場なんだ。
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ビル

異動??ですか

簡単に言うとブラックリスト入りってことだね。
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ビル

なるほど。

この異動がなくても、過去支払に遅れていたりすると否決する大きな理由になるよ。
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ビル

信用問題ですね!

そうそう。やっぱり、これからお金を借りようと思っている人が、滞納があるとまずいよね。。
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ビル

確かに。家賃や税金も同じ理由ですか?

そうだね。特に税金の滞納していると、政府系の金融機関は貸してくれないので注意が必要だよ。
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ビル

わかりました。

あっそうそう。税金関係で思い出したけど、申告書も期限内は絶対ね!
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ビル

申告の期限?ですか。

法人の場合は、決算経過後二か月以内。個人だと個人の確定申告期限だね。この期限は、後々ずっと影響してくるから、かなり重要なポイントだよ
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ビル

そんなに重要なことだとは、知らなかった。ありがとうございます。

目立たないことこそしっかりしてると、評価が高くなるよ。
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ビル

なるほど。先生、そのほかには否決される理由って何があるんですか?

OKじゃあもう少し説明していくね!例えばビルさんがお金を貸す立場だった時に安心して貸すことができる人ってどんな人だろう?
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ビル

うーん、そうですね。知り合いなら、絶対返すと言われれば信用しちゃいそうですが、安心ではないですね。うーん、返済の計画がちゃんと立てられてるかですかね…。

そういうこと。融資を受けるということはお金を借りるということ。 融資担当者は創業計画書をしっかりと確認して、この事業が成功するか、「きちんと返済できる見込みがあるか」という点を確認します。意気込みだけではなく、その根拠を示さなければいけません。
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ビル

確かに。あまり細かいところまでは、考えていませんでした。 創業計画書の作成ってやっぱり難しいですね。 どのような点に注意して書いていけばいいですか?

当然“黒字”になるように創業計画書を作成しますが、売上高・利益・人件費といった細かい数字の矛盾や不備は、すぐに融資担当者に見破られます。 数字に矛盾や不備がないようでも、「数字の根拠」となる資料・情報がなければ結果は同じです。この部分に注意しましょう。
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ビル

なるほど。たしかに、融資する相手は、創業計画書でしかこちらの判断が出来ないので、内容が絵にかいた餅では、審査に通らないのは当然なんですね。

そうです、ただ問題はまだこれだけじゃなく、次のポイントも大事です!
ビルさんはすでに創業計画書のテンプレートはダウンロードしましたか?
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ビル

はい!「日本政策金融公庫のホームページ」からダウンロードしました。 これで良いですよね?

そうです。行動が速いですね。 ダウンロードしてみて何か感じましたか?
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ビル

A3用紙一枚だったのにはちょっとびっくりしました。もっと大量だと思っていたので。

そうですね。しかしA3一枚だからこそある意味難しいんですよ。 例えば、 事業の内容・魅力や、借りたお金を返済が出来るという証明を、このスペースにまとめなければいけませんからね。
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ビル

確かにそうですね。限られたスペースに自分の創業に対して真剣に取り組んでいる思いをまとめるのは、かえって難しいと思いました。

まずは慣れる為にも、一度作ってみる事が大切です。 これによってご自身の頭の中が整理も出来て、説明が格段にしやすくなります。 きちんと意気込みを整理しておきましょう。 こういった事に慣れておくことで、審査にも通り安くなります。
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ビル

ところで、預金通帳のコピーも準備が必要だと聞きました。 現在の預金残高の確認があるんですか?

そうですね。資金をちゃんと準備してきたか?という点をチェックされますので、 この金額が重要になってきます。 一般的に、融資を受けることが出来る金額は、「自己資金の2~3倍」が一般的です。 例として、自己資金が100万円であれば、融資を受けられる金額は200~300万という事です。
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ビル

そういうことですね。 例えば、事業を始める準備として、ある程度設備など買ってしまった分があるのですが、そのあたりはどうなるんでしょうか?

はい! まず、何が自己資金に該当するのかについて先に説明していきますね。

ビルさんの質問にあった、すでに購入した設備などは、「みなし自己資金」として見てもらえる事もあります。 これは、当初500万円あった自己資金が、設備の購入などで200万円程すでに使用してしまったというケースです。 公庫の場合、事業準備のために創業融資申込前の支出が「みなし自己資金」として認められることがあります。
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ビル

それはよかったです。創業融資前に使用してしまった分は、すでに自己資金として認めてもらえないのかと思いました。じゃあ先に行動しちゃったほうがいいですね。

ちょっと待って。これは絶対ではないんだ。 みなし自己資金は例外的な措置と考えるべきであり、簡単には認められないと考えておいた方が無難です。
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ビル

あぶない、先に聞いといてよかった…。
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ところでビルさんは、自身が始める事業で、どのような商品を取り扱うのか決めていますか?
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ビル

はい。決めています。今流行りのネット市場なので、ばっちりです。

今流行りとは、何か明確な根拠がありますか? 融資を受ける上で重要なのは、時代遅れな内容では無いか、その市場が縮小傾向では無いかという点も重視されるので。これが明確でないと融資を受けられなくなるケースが多いです。
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ビル

そういわれるとちょっと心配になってきました。 やっぱり流行りだけでなくて、もっと斬新なアイディアを盛り込んだ方がいいですか?

いえいえ、決してそういうことではありません。 斬新な物であれば、事業モデルも少ないし、事業の仕組みや利益の出し方がはっきりしていないと、否定されてしまうケースも当然ながらあります。
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ビル

そういうことですね。 もともと考えていた事業をもっときちんと分析しておきたいと思います。

いいですね!ただ余り悩み過ぎて進まなくても困るので、何で自分が悩んだのかそこを大事にしてください。 さあ次は、実際の面談時にある失敗です!
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ビル

やっぱりきましたね・・・・ 実は、一番心配なのが、面談なんです。 色々な事を聞かれそうなので、その都度なんて答えたら良いのか、言葉につまったらどうしようとか考えてしまいます。

確かにそうですね。 これは慣れていればというよりは、正確に、誠実に受け答えをする必要があります。
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ビル

そうですね、誠実はもちろん、出来るんですが、何か意地悪な質問とかされませんかね? 何か秘策のような物はありますか?

秘策というわけでは有りませんが、「おそらく」「なんとなく」「適当に」など、「あいまいな」表現は避けた方がよいですね。 また、創業計画書に書かれている内容以外の事を話したりするのも良くありません。 面談は創業計画書の内容に沿って進むので、余計な事を話して印象を悪くしないように気を付けましょう。
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ビル

勉強になります。ですが、かなり緊張しそうです。

それはそうですよね、緊張はして当然です。 でもビルさん、どうしても心配なら私のような専門家も面談には同席出来るので心配しないでください。 私たちは、今までの融資の経験が多数ありますので、有利な状況で進める事ができますよ。
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ビル

わかりました先生がいてくれるのは心強いです。でもまずは、根拠のある創業計画書をしっかりと作ってそれを説明できるように練習してみたいと思います。
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